Hanabie no koro / Kakurenbo


Hanabie no koro [Rec’d-13]

舞い上がる。


花の香り、

木々のゆらめき、

風にさざめく野原、

目を瞑れば宙に浮く。

 

草の名は 知らず珍し 花の咲く


森博嗣の作品中に「住まいは田舎がいい、森と日溜まりでひと寝入り、飛ぶ鳥、稲と日照り、まだ独りもいいが、家内はいます」という一文がある。

この一節だけで、その世界の情緒や空気感を表現し言葉の美しさを再確認できる。言葉や文字は意思疎通を図る為だけにあるのだとしたら、この世に小説や詩などの文学は生まれなかっただろう。

そんな日本語の美しい世界観や響きを音楽で表現するアーティストがQuoiとMadokaによる「Kakurenbo」というユニットだ。

かつて、迷われレコードからもE.P.をリリースしたこともあり、儚
くも微細な音粒が集まった音楽は、ノスタルジックで郷愁感を感じら
れる作品となっている。日常的な音のサンプリングと空間的なサウ
ンドは、誰もが頭の片隅に残るいつの日か見た風景の記憶を、さかの
ぼらせてくれるだろう。

言葉や文字は文学に限らず、回分、アナグラムなど言葉遊びといった面白い側面も持っている。
このレビューの中にも言葉遊びが”隠れ”ているので、そんな遊び心も楽しんでもらいたい。

 

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Madoka
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Quoi
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  •  
  • release/ 20140312
  •  
  • artist/ Kakurenbo(Quoi,Madoka)
  • contents lisence/ c
  •  
  • ※このrecommendはKakurenbo’s Bandcampにて配信されたものを再配布しています。

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